トム・クルーズとLD（学習障害）
2010年9月20日 学校・勉強トム・クルーズとLD（学習障害）
についての検索が最近多いので、載せておきます。
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「私は失読症です」
トムクルーズは様々なインタビューで自身が学習障害
（Learning Disability 以下「LD」）であるということを
告白しています。
***** LD（学習障害）とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、
聞く、話す、 読む、書く、計算する又は推論する能力の内、
特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものです。
例えば・・・トム・クルーズの場合は、「耳から聞いて理解する」事は出来るのに、
教科書や黒板の字を見て理解する事がとても困難な失読症（難読症）
というハンデを抱えています。
彼は「聴覚優位」なタイプの人ですが、逆にうちの王子のように
「耳から聞いて理解する」のは苦手なのだけど、
絵や字を見て理解する方を得意とする「視覚優位」なタイプもあり、
個々によって様々にパターンは変わります。*****
「子供の頃はすごい孤独だったし寂しかったよ。
なぜかって？
字が読めないから周りの連中にからかわれ、いじめられてたんだよ。
だから、子供の頃の私はすごい内気で静かな少年だったよ。」
彼が失読症（Dyslexic）と診断されたのは
彼の記憶によれば「たぶん7歳の時」。
「一生懸命文章を読んだけど、読み終わった後にはほとんど何も
記憶に残らないんだ・・・。
自分に失望し不安を感じ常にストレスを感じていたんだ。
字が読めない自分を恥じていたしね。」
「小さい頃の夢は飛行機を操縦することだったよ。
世界中を飛びまわりたいと思ってた。」
そんなトムクルーズに小さな頃の夢を叶えるチャンスが訪れたのは
彼が22歳の時。
「『トップガン』の作成に入ったとき『子供の頃の夢が叶う！』って
真剣に思った。
これは真剣に取り組むべきだと考えて、
パイロットになる訓練を何回か受けたんだ。
でも、その夢はもろくも消え去ったよ。」
なぜ彼の夢は叶えられなかったのか？ ・・・全てはLDのためでした。
「皆が聞くんだよ。『トムどうしたんだ？』ってね。
私は『忙しくて時間が取れないんだ』って答えてたよ。
でも実際は学べなかったんだよ。
時間の問題ではなく、講義で受けたこと、本で習ったことを
覚えられなかったんだ・・・。」
子供の頃からLDである事を隠し続けてきたトムクルーズ。
何回か転校を繰り返していたが、
その度LDであることを隠そうとしていました。
しかし、授業でLDであることがばれてしまう・・・。
子供の頃のつらい体験が、大人になっても忘れられることが出来ず
つい隠してしまう。
しかし、そんな彼にも心から信頼できる仲間がいました。
「いつもお母さんと3人の姉妹と遊んでいたよ。」
トムクルーズにとっての一番の理解者であり友達は家族でした。
「お母さんは当時3つの仕事を掛け持ちしてたよ。
それに僕たちの世話もきちんとしてくれたんだ。
『トム。あなたはすごい才能と可能性を持ってるわよ』
『決して諦めちゃだめよ』って、いつも励ましてくれたんだ。
宿題や勉強も根気よく付き合ってくれたよ。」
幾度かの転校・引越しを重ねて最終的にトムクルーズはLAに辿り着きました。
それは役者になるため・・・。
LDというハンデを抱えていたにもかかわらず
トムクルーズの役者への道は順調でした。
そして、1986年「トップガン」を製作。
「撮影のときふと思ったんだ『俺何やってるんだろ？』って。
役者になる夢は叶えたけど、自分が抱えている問題は解決していない。」
・・・と思ったトムクルーズは同じく1986年に
Scientologist（宗教をベースとした学問の学者）になりました。
トムクルーズはパイロットになる夢を叶えるよりも、
まず自分のLDとLDに対する姿勢を変えようと決意したのです。
Scientologyを学ぶことにより
「自分が学びたいと思ってた全てのことが習得出来ることに気づいた」そうで、
現在彼は、非営利組織のHollywood Education and Literacy Project
（H.E.L.P）の一員としても活動しています。
トムクルーズは言う。
「子供たちに私と同じ道を歩んでほしくはない。
本を読む、字が書ける、言葉を理解できるように
問題を解決する手助けをしたいんだ。」
最後のほうの表記（エピソード）は少しあいまいになっているそうで、
トムクルーズはトップガンの撮影時に友人から勧められた本を読み
Scientologyという学問を知り、学び始めScientologistになりました。
LDの問題を克服した後、パイロットになるための免許を取得したかは不明です。
また、Scientologyを学ぶことにより「なぜLDを克服出来たのか？」も
詳しく分かっていないそうです。
**** 上記の文章（トム・クルーズの生立ち）については
http://2.csx.jp/~counselor/column3 より
引用させて頂きました。*****
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「子供たちに私と同じ道を歩んでほしくはない。
本を読む、字が書ける、言葉を理解できるように
問題を解決する手助けをしたいんだ。」
・・・この言葉通り、彼は私財から
LD児の為の学校（療育施設）を創ったり・・・と
現在も福祉活動にも、とても熱心に取り組まれています。
私は俳優としてだけでなく、
人間的にとても立派な方だと思い、尊敬しています。
「有馬ます池」の検索も多いので載せておきます。
兵庫県の有馬温泉に、神鉄観光（株）が運営している
「有馬ます池」
という魚釣りできる所があります。
うちも行きました。釣れやすいので子供がとても喜びました。
HPのアドレスを載せておきます。
「有馬ます池」http://www.shintetsu.co.jp/kanko/masuike/index.html
手足口病
手足の水疱と口内炎（もしくは口内にも水疱）ができる夏風邪の一種で
５～８月ぐらいに流行し、潜伏期間は３～７日ぐらいです。
手と足と口に水疱ができるのが病気の主な症状で
最初の１～２日の間に熱が出ることもありますが、半分以上の子供は熱を出しません。
水疱は３～５日ぐらいで消えてしまい、あとが残ったりすることはありません。
手足口病のウイルスは、胃腸かぜのウイルスの一種なので
多少下痢っぽくなることはありますが
ひどい下痢になることは、ほとんどありません。
指定伝染病なので、かかりつけ医の指示に従って
学校や幼稚園（保育園）をお休みしてください。
（登校する時は、医師の登校許可証が必要な病気です。）
感覚過敏（神経過敏）
2010年5月28日 学校・勉強感覚過敏（神経過敏）という言葉をご存知でしょうか？
健常発達をしてきた親御さんは、まず聞いた事のない
言葉だと思いますが・・・、
「歯の知覚過敏」ならCMでもお馴染みなので、
ご存知な方も多いのではないでしょうか？
では、似たようなモノなので、まずはそこからご説明を。
歯の知覚過敏は、アイスクリームや氷水などを口に入れた際、
冷たい物が歯の神経に触れて
「 痛い！！ 」と感じる事を指しますが、
当然ながら、そう痛く感じるのは「自分だけ」で
知覚過敏でない人にとっては、
アイスを早食いする事も、氷水を一気に飲む事も
何ともない事なのです。
これと同じような事が「感覚過敏（神経過敏）」です。
多くの人にとっては、日常当たり前に出来る事が
その人にとっては、軽く触れるだけでも激痛に
感じる事を指します。
我が子の事を「例え」でお話しますと、
彼は「指先の神経過敏」を持っています・・・。
初め、私は全く気が付いていませんでした。
クレヨンに興味を示さないのは、
本人が「絵を描く事に興味がないだけ」と思っていました。
そんな息子にすぐ気が付かれたのは、療育センターの先生で
「お絵描き」「シール貼り」「のり付け」「はめ込みビーズ」等を
極端に嫌がる息子を見て、先生は
「○○くんは、指先の神経が感覚過敏なお子さんで、
クレヨンを握るだけ（鉛筆握り）でも、
シールの粘着面が指先について、それを剥がすだけでも
とても痛く感じるのだと思います。」
と仰いました。
もし、それを先生から教えて貰えなければ、
私はきっと息子に向かって
「どうしてクレヨンぐらい、ちゃんと持てないの！！？」
「どうしてお絵かきくらい、出来ないの！！？」
「どうしてそんなにぶきっちょなの！！？」
とイライラしながら金切り声を上げて、
息子に手をあげていたかも知れません・・・。
幼児期に気が付いた場合は、少しずつ訓練で慣らすと
改善も早いようです。
（現に息子もかなり良くなっています。）
神経過敏は人それぞれで、色々なケースがありますが
私の知っている範囲で申し上げるなら・・・
・洋服に対する神経過敏
首回りや脇が擦れる事を異常に痛がり、特定の洋服しか着ようとしない。
生地によっては、体全体を締め付けるような感覚になる事もあるそう。
・頭部の神経過敏
頭を撫でられると（良い子・良い子♪されるのを）痛がり嫌がる。
帽子も被れず、何も知らない人がこういう子の頭を撫でると
痛さでパニックになる場合もある。
・音への神経過敏
人間は通常、雑音をカットしながら生活しているのですが、
自分の中で雑音を排除していく事が出来ないので、
話し声や生活音が多すぎると、耳を塞いでうずくまる。
電車に乗車した際等「ゴトトン・ゴトトン・・・」と振動と共に伝わる音に
恐怖を感じてパニックになる場合もある。
・足裏の神経過敏
足裏が擦れたり、小さな異物を踏むだけでとても痛がる。
靴下を履く事をとても好んだり、逆に靴下の締め付ける感覚、
足裏に布が常に当たる感覚を嫌がったりする。
・指先の神経過敏
息子の例であげたように、鉛筆やお箸を握る事等に痛みを感じる。
その他、指先を使う事は器用に出来ず、
（↑先生が仰るには指先への力の入れ具合がもう一つ判らない、との事）
端から見ると非常にぶきっちょに見える。
「子供の発達が心配」で来て下さった方の中で、
なんとなく「うちの子にも当てはまる・・・」と
嫌な予感がされる方は・・・
専門医にご相談なさってみて下さいね。
それと・・・
これは年齢が上がるにつれ（成長と共に）、
改善されていくケースが多いようです。
他所のお子さんより「出来ない」からといって
大声で怒鳴ったり、むやみに叩いたりして
お子さんを追い詰めたりしないで下さいね・・・。
出来るに越した事はないけれど、
人にはそれぞれ得手不得手がありますから、
「そこそこ出来れば良し♪」
と合格ラインを低く設定してあげる事も、
時には必要な事かも知れませんね（笑。
姫路的形海水浴場・的形潮干狩り場のアクセスがとっても多いので
こちらに載せておきます。
姫路的形海水浴場・的形潮干狩り場のHP
http://www8.ocn.ne.jp/~ryonet/
的形海水浴場の施設・ご案内ページ
http://www8.ocn.ne.jp/~ryonet/sisetuannai.html
的形潮干狩り場（まとがた潮干狩り場）の干潮時刻表
http://www8.ocn.ne.jp/~ryonet/siomi.html
バーベキュー、オートキャンプも出来るそうです。
家族や友達で楽しめるようビーチバレーコートも設置されているそうです。
何回かこちらの潮干狩り場に行きましたが、とっても楽しかったです♪
同時処理と継次処理。
2010年5月15日 学校・勉強人間の情報処理（認知処理）過程は、
「 継次処理 」と「 同時処理 」という、
2つの処理過程に大別することができるそうです。
「 継次処理 」とは、1つ1つ順々に問題を処理していく
処理能力の事を言います。
情報を連続的かつ逐次的に分析し、順序性を重視し、
時間的聴覚的な手がかりで、分析的に処理していく事を得意とします。
「 同時処理 」は、情報を全体としてとらえ、
部分同士を関係づけて、問題を処理していく処理能力の事を言います。
情報を概観可能な全体に統合し、
全体から関係性を抽出する情報処理で、
いくつかの情報を視覚的な手がかりで空間的に統合し、
全体的処理していく事を得意とします。
・・・って上記の説明では、ちょっと難しいですね＾＾；
簡単に言うと、ぱっと見て全体を理解する力を「同時処理」と言い、
順序立てて理解する力を「継次処理」と言います。
例えば・・・
「 目 」という漢字を教える際に、
正しい書き順を1→2→3・・・と目の前で見せてあげると、
その順序をすぐに記憶し、それ以降時間が経過しても
聴覚を手がかりに、耳で聞いた書き順を思い出し
間違える事無く、何度でも書ける人を継次処理が得意な人といいます。
同時処理が得意な人は、「 目 」という漢字を見せられると、
まずはその情報を全体（イメージ）で捉えます。
確かこの線とこの線がくっついていた筈・・・というような、
書き順ではなくて「概念」で結び付けて書いていくので、
複雑な漢字になってくると、線が1本抜けていたり、
点が1つ足りない・・・というような事も出てきたりするそうです。
自分は「継次処理の方が得意」、「同時処理の方が得意」・・・と
個々それぞれに自覚はあるかと思いますが、大抵の場合
調べてもそれほど（数値的に）優位差は表れないものだそうです。
ただ、処理能力に大きく偏りがある場合は、
学習に躓きがでてしまうケースもあるそうです。
偏っているから＝（即）学習障害・・・という訳ではなく、
得意な方の処理能力を上手に活用し、
苦手とする能力も少しずつ訓練してあげる事によって、
優位差は小さくなっていくそうです。
